金属テスト加工
金属テスト加工(金属加工技術研究所)の特徴
量産前の検証や実験用途に対応。最小1点からの加工が可能で、柔軟な対応力により、開発初期段階の課題解決を強力にサポートします。
加工・測定・報告書作成まで対応。お客様の負担を軽減し、スムーズな試作プロセスを実現します。
伸線、圧延、溶解、切削、研磨など多彩な加工技術を自社設備で対応。複合加工にも柔軟に対応し、最適な工法をご提案します。
きめ細やかなサポート
素材特性や目的に応じた最適条件を熟知した技術者が対応。加工前の仕様確認から加工後の評価まで、丁寧にサポートします。
開発データとして活用可能
加工条件や測定結果、外観評価などをまとめた報告書を提出。社内資料や技術検証データとしてご活用いただけます。
対応可能な加工技術一覧
当研究所では、下記のような多様な金属加工に対応可能です。
目的・材質・形状に合わせて最適な工法をご提案いたします。
- 伸線加工:熱間・冷間/微細径対応(φ0.2mm~)
- 圧延加工:平板・条材などの厚み調整
- 熱間鍛造:高温下での変形加工・成形
- アーク溶解:真空・アルゴン雰囲気対応/少量溶解可
- 切削加工:五軸マシニングセンタによる精密加工
- 放電加工:金型・微細形状の試作に対応
- 表面研磨:直管研磨・バフ・鏡面仕上げなど
加工事例
写真格納後追加予定
特殊加工設備のご紹介
多様な試作ニーズに応えるため、世界最新鋭の五軸機を初め、各種工作企画設備を30台以上保有しています。
あらゆるテスト加工に即時に対応ができ、次のテストへの対応がスムーズに行えます。

対応温度:100℃~2000℃
出力周波数:200kHz、900kHz
対応線径:Φ1.5mm~Φ50.0mm程度

到達真空度:6.65×10-3Pa
アルゴン雰囲気中にてΦ10.0mm×120mm程度のインゴットが製作可能

対応線径:Φ0.8mm~Φ5.35mm

対応線径:Φ0.4mm~Φ2.5mm

対応線径:Φ0.2mm~Φ2.0mm

最高使用温度:1200℃
材料の熱処理が可能

使用馬力:0.75kW
回転数:約280回転
インゴットの鍛造が可能

熱間対応可能
対応線径:Φ0.1mm~Φ6.0mm程度(材質による)
伸線速度:最大10m/min

熱間対応可能
対応線径:Φ2.0mm~Φ25.0mm程度
伸線速度:最大1.5m/min

熱間対応可能
対応線径:Φ0.1mm~Φ2.0mm程度
伸線速度:最大600mm/min

最大出力電圧/電流:30V/10A
直流、交流、パルス電流に対応

倍率:20倍~5000倍
デジタル画像として出力可能

ほとんどの金属で探傷が可能
検査周波数:1kHz~5MHz
表面キズ、クラック、表層下内部欠陥の検知実績

非接触ワイヤー外径測定器
測定範囲:Φ0.05mm~Φ2.0mm
テスト加工までの流れ
金属テスト加工をご検討中の方は、まずは当社ホームページの「お問い合わせフォーム」より、テスト加工をご希望の内容やご要望の概要をお知らせください。
担当者より折り返しご連絡のうえ、ヒアリングの日時を調整いたします。
使用目的や素材、加工条件などについて詳しくお伺いし、最適な加工方法をご提案いたします。
テスト加工に必要な工具(ダイス・冶具・ガイドなど)の製作や調整を行います。加工条件に適した専用工具を設計・製作。精度の高いテスト加工が行えるよう、万全の準備を整えます。
安全かつ精度の高いテスト加工を行い、実際の加工品質をご確認いただける形に仕上げます。
加工結果をまとめた報告書を作成し、ご説明とともにご提出いたします。
今後の正式なご依頼や量産対応についてもご相談いただけます。
※STEP3以降にかかった工数計算によりお見積りします。1人7時間の作業になります。
※弊社が所有する測定器・ダイス・伸線機・工作機械等の使用料すべて含みます。
※基本的にご指示通りも加工方法にてテストを行います。
※通常テスト加工は2〜3名で行います。
よくあるご質問
Q. 1個だけでも加工をお願いできますか?
Q. テスト加工に使用する材料は、そちらで用意してもらえますか?
Q. 加工が可能かどうかわからないのですが…
Q. 納期はどのくらいかかりますか?
Q. 試験後の報告書はもらえますか?