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【代用はOK?NG?】ハンドソープとボディソープの決定的な違いと正しい使い分け

お気に入りのボディソープの香りが好きすぎて、「これで手を洗ってもいいかな?」と考えたことはありませんか? どちらも体を洗うためのソープですが、実はその設計思想には決定的な違いがあり、安易な代用は手肌の健康や衛生管理に影響を与えます。

ハンドソープとボディソープの違いを明確にし、フレグランスブランドが提案する、香りを最大限に楽しむための正しい使い分けを解説します。

ハンドソープとボディソープ:設計思想の「決定的な違い」

手を洗う目的と、体を洗う目的は全く異なります。そのため、ソープの成分構成も全く別物です。

ハンドソープの目的:殺菌・消毒と高い洗浄力(薬用が多い理由)

手は、外部の菌やウイルスに最も触れる部位です。
ハンドソープは、病原菌を素早く洗い流すため、洗浄力が高く、殺菌成分や消毒成分(薬用成分)が配合されている製品が多くあります。短時間で洗い終えることを前提に設計されています。

ボディソープの目的:保湿・肌への優しさ・香り(全身の広い肌をケア)

全身の肌は手の皮膚よりもデリケートであり、面積も広いため、洗浄力が強すぎると乾燥や肌荒れにつながります。ボディソープは、肌の潤いを守るマイルドな洗浄成分を使い、ヒアルロン酸などの保湿成分や、持続性の高い香り成分を豊富に配合しています。

代用に関するQ&A:手を洗う・体を洗う

ボディソープで手を洗うのは「一時的な代用ならOK」

一時的にボディソープで手を洗うことは可能です。特に当社のフレグランスボディソープのような**保湿力の高い製品**であれば、手肌への刺激を抑えながら洗うことができます。

  • メリット:保湿成分で手肌に優しい、好きな香りを楽しめる
  • デメリット:洗浄力が不足しやすい(特に食中毒菌対策など)、泡切れが悪くすすぎに時間がかかる
  • 普段から清潔な手なら、就寝前などリラックス目的で香りを楽しむためにボディソープを使うのも手です。

【注意】ハンドソープで体を洗うのは「基本NG」

ハンドソープの強い洗浄力と殺菌力は、全身の肌には刺激が強すぎます。
皮脂を必要以上に洗い流し、全身の乾燥や肌荒れ、敏感肌の悪化を招くリスクが高いため、絶対に避けましょう。

「ハンドウォッシュ」とハンドソープの違い(主に名称とデザインの傾向)

「ハンドウォッシュ」という名称は、主に海外ブランドやデザイン性の高いブランドが使う傾向があります。成分的にはハンドソープと大きな違いはありませんが、「香りやテクスチャを楽しむ化粧品」としてのニュアンスが強くなります。

どちらも扱っているブランドが教える正しい使い分けの基準

フレグランスと洗浄力を両立させた、当ブランドの使い分けの提案です。

衛生重視のシーン: 料理前後、トイレ後、帰宅時は「ハンドソープ」

ウイルス対策や食中毒予防など、衛生第一のシーンでは、やはり殺菌効果のある薬用ハンドソープを選ぶべきです。

香り・保湿重視のシーン: 就寝前、リラックスしたい時は「フレグランスボディソープ」

質の高いリラックスタイムを過ごすなら、香りの持続性と保湿に優れたボディソープが最適です。
お風呂上がりのリラックス効果を高め、翌朝までほのかな香りを楽しめます。

高級感のある香りはボディソープで楽しむのが最適

ハンドソープでは揮発しやすい上質な香り成分も、ボディソープなら肌に長く留まるよう設計されています。
高級香水を思わせるような深い香りは、ボディソープでお楽しみください。

ボディソープをハンドソープとして使う際の注意点

一時的に代用する場合でも、以下の点に注意してください。

泡切れが悪いので「念入りにすすぐ」

保湿成分が豊富なため、ハンドソープよりも泡切れが悪く感じられます。ヌルつきがなくなるまで、いつも以上にしっかりとすすぎましょう。

ポンプから出る量が多いため「少量ずつ出す」

ボディソープは全身に使うことを想定し、ハンドソープよりもワンプッシュの量が多く設定されている場合があります。
無駄遣いにならないよう、少量ずつ出して使いましょう。

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